その他の文章題 001
長さ1.2kmのまっすぐな道の片側(かたがわ)に、端から端まで等しい間かくで木を植えたら、全部で61本になりました。木と木の間かくは何mですか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
木と木の間かくをxmとする
ほかの置き方
- 木と木の間かくをxkmとする(最後にmに直す)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
✏ 答案に書く
単位をそろえる
- 1km=1000mなので、道の長さ1.2kmは 1.2×1000=1200m。間かくをmで求めるので、mにそろえる
✏ 答案に書く
- 間かくの数:61-1(か所)
- 間かくの長さの合計:60x(m)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 間かくの数 | 木61本 | 両端に植える | 61-1 | か所 |
| 間かくの長さの合計 | xm | 60か所 | 60x | m |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
やってみよう:式を選ぶ
間かくの長さを全部合わせると、道の長さになる。□に入る式を選ぼう。
□=1200
- ヒント1/3:両端に木を植えるとき、木が2本なら間は何か所かな? 3本なら?
- ヒント2/3:木が2本なら間は1か所、3本なら2か所。木が61本なら、間はいくつかな? その数だけ x m の間かくが並ぶよ。
✏ 答案に書く
間かく60か所分の長さを合わせた長さが、道の長さ1.2km(1200m)と同じなので、
60x=1200
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン A 合計
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 60x=1200
- x=1200÷60
- x=20
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=20 を 60x=1200 に代入すると、
左辺:60×20=1200
右辺:1200
左辺と右辺が等しいので、x=20 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 1200 と右辺 1200 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
間かくが20mなら、木61本の間は61-1=60か所なので、20×60=1200m=1.2km。端から端までの道の長さと同じになり、問題と合う。
✏ 答案に書く
木と木の間かくは、20mである。
答え 20m
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく木と木の間かくをxmとする。
- 表す1km=1000mなので、道の長さ1.2kmは 1.2×1000=1200m。間かくをmで求めるので、mにそろえる
間かくの数:61-1(か所)
間かくの長さの合計:60x(m) - つなぐ間かく60か所分の長さを合わせた長さが、道の長さ1.2km(1200m)と同じなので、
60x=1200 - 解く60x=1200
x=1200÷60
x=20 - 確かめるx=20 を代入すると、
左辺:60×20=1200
右辺:1200
左辺と右辺が等しいので、x=20 は方程式の解である。 - 解けた木と木の間かくは、20mである。
答え 20m
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、60x と 1200 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
木と木の間の長さを全部たすと、道の端から端までの1.2km、つまり1200mになるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
単位がそろっていないつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:60x=1.2 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?間かくはmで聞かれているのに、道の長さをkmのまま使い、単位をそろえずに式を立ててしまう。
どう確かめる?解くと x=0.02。間かくが0.02mなら、60か所で 0.02×60=1.2m にしかならず、1.2kmの道にまったく足りない。kmとmがまざっていないか見直し、1200mにそろえる。
気づくコツ:式を作る前に、km と m、時間と分、L と mL などを1つにそろえよう。
1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:61x=1200 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?木の本数と、木と木の間の数を同じだと考えてしまう。
どう確かめる?木が3本なら、間は2か所。解くと x=1200/61=19.6… で、きりのよい数にならない。両端に植えるとき、間の数は木の本数より1少ない。
気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。
連続する数のずらし方つまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:62x=1200 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?両端に木を植えるのに、間の数を木の本数より1多いと考えてしまう。
どう確かめる?解くと x=19.35… で、きりのよい数にならない。木が3本なら間は2か所。61本なら間は60か所だね。
気づくコツ:連続する整数は1ずつ、連続する奇数・偶数は2ずつ大きくなるよ。3つ書き出して確かめよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- わからない数を□として式に書けるかな? xも□と同じだよ。
小4「□を使った式」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:あめを□個持っていました。友だちから35個もらったので、90個になりました。□に当てはまる数を求めましょう。
答えを見る
55個
- 1km=1000m、1kg=1000g、1L=1000mL、1時間=60分。覚えているかな?
小3「単位のしくみ(長さ・重さ・かさ・時間)」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1.5kgは何gですか。
答えを見る
1500g
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)