単位変換の文章題 009

単位変換 009 ★★☆ 発展

雷の光が見えてから8秒後に音が聞こえました。音の速さを秒速340mとすると、雷までの距離は何kmですか。(光は一瞬で届くものとします)

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

道のりの図光、音光 一瞬で届く音 秒速340m・8秒後道のり ?km
道のりの図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

雷までの距離をxmとする(答えはkmに直す)

ほかの置き方
  • 雷までの距離をxkmとする(道のりは1000xm)

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

✏ 答案に書く

単位をそろえる

  • 音の速さが秒速「m」なので、距離もmでおく。答えは km で聞かれているので、1km=1000m から 2720m=2.72km に直す

✏ 答案に書く

  • 音が届くまでの時間:x÷340(秒)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分式単位
音が届くまでの時間秒速340mxmx÷340秒

(「4. つなぐ」で式を選んだあとに、残りの部品が出るよ)

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

やってみよう:式を選ぶ

音が雷から届くまでの時間が、実際の8秒と同じになる。□に入る式を選ぼう。

□=8

□に入る式

✏ 答案に書く

道のりを音の速さでわって求めた時間が、実際に音が聞こえるまでの8秒と同じなので、

x÷340=8

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン B 2通り

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. x÷340=8
  2. x=8×340
  3. x=2720

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=2720 を x÷340=8 に代入すると、

左辺:2720÷340=8

右辺:8

左辺と右辺が等しいので、x=2720 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 8 と右辺 8 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

2720m進むのに、秒速340mの音は 2720÷340=8秒 かかり、光が見えてから8秒後に聞こえたことと合う。2720m=2.72km。問題と合う。

✏ 答案に書く

雷までの距離は、2720m=2.72km である。

答え 2.72km(2720m)

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おく雷までの距離をxmとする(答えはkmに直す)。
  2. 表す音の速さが秒速「m」なので、距離もmでおく。答えは km で聞かれているので、1km=1000m から 2720m=2.72km に直す
    音が届くまでの時間:x÷340(秒)
  3. つなぐ道のりを音の速さでわって求めた時間が、実際に音が聞こえるまでの8秒と同じなので、
    x÷340=8
  4. 解くx÷340=8
    x=8×340
    x=2720
  5. 確かめるx=2720 を代入すると、
    左辺:2720÷340=8
    右辺:8
    左辺と右辺が等しいので、x=2720 は方程式の解である。
  6. 解けた雷までの距離は、2720m=2.72km である。
    答え 2.72km(2720m)

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、x÷340 と 8 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

雷までの道のりを音の速さでわると、音が届くまでの時間になり、それが8秒だったから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

答えを場面に戻していないつまずきやすい段階:「確かめる」

Aさんはこう書きました:答え:2720km どこが違う?

なぜそう書きたくなる?x を m でおいたのに、km のつもりで答えてしまう。

どう確かめる?2720km を秒速340mの音が進むと、2720000÷340=8000秒かかる。8秒ではないので、単位を見直す。xはmでおいたので、kmに直すと2.72km。

気づくコツ:方程式の解が、そのまま答えとは限らないよ。マイナス・小数・人数などを場面に戻して確かめよう。

1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:x×340=8 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?速さと時間の関係を取り違え、道のりに速さをかけてしまう。

どう確かめる?xに2720を入れると、2720×340=924800 になり、8秒と合わない。時間は、道のりを速さでわって求める。

気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。

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つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)

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  1. 前に学ぶ単元正負の数、文字の式 準備中
  2. いまの単元1次方程式(中1)
  3. 次に学ぶ単元連立方程式 準備中

関連する単元

分野のつながりは ③方程式 のページで見られるよ。