変化の割合 003

変化の割合 003 ★☆☆

y は x の2乗に比例し、x=3 のとき y=-18 です。x の値が 1 から 4 まで増えるときの変化の割合を求めなさい。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。x が2倍・3倍になると、y はどうなるかな?

わかっている組と、変化の割合を調べる範囲x=3 のとき y=-18。x=1 と x=4 のときの y は「?」。x134y?-18?

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。2乗に比例するなら y=ax² とおくよ。a は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

x と y は、問題文のとおりとする。

y は x の2乗に比例するから、y=ax2 とおく(問題文)。

解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。x² を先に計算するよ。

✏ 答案に書く

x=3 のとき y=-18 だから、y=ax2 に代入すると、

-18=a×32

4. 求める

おいた式の、まだわからない数(a など)についての方程式になったね。y=ax² なら、両辺を x² の値でわろう。関数が2つあるときは、2つ目の式の数(b や、直線の m・n、k など)も、それぞれ求めるよ。

✏ 答案に書く

9a=-18

a=-18÷9=-2

5. 式にする

求めた数(a など)を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

a=-2 を y=ax2 に戻すと、

y=-2x2

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。y から x を求めるときは、x が2つある場合に気をつけよう。

✏ 答案に書く

x=1 と x=4 のときの y を求めて、変化の割合を計算する。

x=1 のとき y=-2、x=4 のとき y=-32。

(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)だから、

-32-(-2)4-1=-303=-10

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=3、y=-18 を y=-2x2 に入れると、y=-2×32=-18。合っている。

✏ 答案に書く

x の値が 1 から 4 まで増えるときの変化の割合は -10 である。

答え -10

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくx と y は、問題文のとおりとする。
    y は x の2乗に比例するから、y=ax2 とおく(問題文)。
  2. 入れるx=3 のとき y=-18 だから、y=ax2 に代入すると、
    -18=a×32
  3. 求める9a=-18
    a=-18÷9=-2
  4. 式にするa=-2 を y=ax2 に戻すと、
    y=-2x2
  5. 使うx=1 と x=4 のときの y を求めて、変化の割合を計算する。
    x=1 のとき y=-2、x=4 のとき y=-32。
    (変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)だから、
    -32-(-2)4-1=-303=-10
  6. 確かめるはじめの組、x=3、y=-18 を y=-2x2 に入れると、y=-2×32=-18。合っている。
    x の値が 1 から 4 まで増えるときの変化の割合は -10 である。
    答え -10

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax2 とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

問題文に「y は x の2乗に比例し」と書いてあるから。2乗に比例するなら、y÷x² がいつも同じ数(比例定数 a)になり、y=ax² とおける。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:(-2)-(-32)=30、30÷3=10 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?大きい数から小さい数をひきたくなって、ひく順番が逆になる。

どう確かめる?増加量は(あと)-(まえ)。y は -2 から -32 へへっているので、増加量は負の数になるはず。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:-32-(-2)=-30 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?y の増加量を出したところで、答えと思ってしまう。

どう確かめる?変化の割合=(y の増加量)÷(x の増加量)。x は 1 から 4 まで 3 増えているので、-30÷3=-10。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:変化の割合は a と同じ -2 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?1次関数の「変化の割合=a」と取りちがえる。

どう確かめる?y=ax² では、変化の割合は x の範囲で変わる。この範囲では -10 になる。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • 1次関数 y=ax+b の変化の割合はいつも a で一定。グラフは直線。

    ためしに1問:2点 (1, 2)、(3, 10) を通る直線の式は?

    答えを見る

    a=(10-2)÷(3-1)=4、b=2-4=-2 で、y=4x-2

    中2「1次関数」を確かめる
  • (-3)² は (-3)×(-3)=9。-3² は -(3×3)=-9。かっこの有無で答えが変わる。

    ためしに1問:(-4)² は?

    答えを見る

    16

    中1「正負の数と累乗」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(ア)

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  2. いまの単元関数 y=ax²(中3)
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分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。