仕事・水そうの文章題 006

仕事・水そう 006 ★★★ 発展

ある仕事をAひとりですると6時間、Bひとりですると9時間かかります。はじめAが何時間か仕事をし、残りをBがして、全部で7時間かかりました。Aが仕事をしたのは何時間ですか。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

線分図Aひとり、Bひとり、実際(全部で7時間)Aひとり6時間Bひとり9時間実際(全部で7時間)A ?時間Bがのこり
線分図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

Aが仕事をした時間をx時間とする(Bは7-x時間)

(x を使ったほかの量の表し方は、「4. つなぐ」で式を選んだあとに出るよ。自分で考えてみよう)

ほかの置き方
  • Bが仕事をした時間をx時間とする(Aは7-x時間)

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

単位はそろっているよ(時間、仕事全体を1とする)

✏ 答案に書く

  • Bが仕事をした時間:7-x(時間)
  • Aがした仕事:x/6
  • Bがした仕事:(7-x)/9

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分式単位
Bが仕事をした時間7-x時間
Aがした仕事1/6x時間x/6
Bがした仕事1/97-x時間(7-x)/9
  • 仕事全体:1

(「4. つなぐ」で式を選んだあとに、残りの部品が出るよ)

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

やってみよう:式を選ぶ

Aが仕事をした時間を x時間とするよ。方程式を選ぼう。

方程式

✏ 答案に書く

AとBがした仕事を合わせると、仕事全体の1と同じなので、

x/6+(7-x)/9=1

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン A 合計

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. x/6+(7-x)/9=1
  2. 両辺に18をかけて 3x+2(7-x)=18
  3. 3x+14-2x=18
  4. x+14=18
  5. x=4

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=4 を x/6+(7-x)/9=1 に代入すると、

左辺:4/6+(7-4)/9=1

右辺:1

左辺と右辺が等しいので、x=4 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 1 と右辺 1 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

Aが4時間なら4/6=2/3、Bは7-4=3時間で3/9=1/3。合わせて2/3+1/3=1で仕事がちょうど終わり、時間も4+3=7時間で問題と合う。

✏ 答案に書く

Aが仕事をした時間は、4時間である。

答え 4時間(Bは3時間)

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おくAが仕事をした時間をx時間とする(Bは7-x時間)。
  2. 表すBが仕事をした時間:7-x(時間)
    Aがした仕事:x/6
    Bがした仕事:(7-x)/9
  3. つなぐAとBがした仕事を合わせると、仕事全体の1と同じなので、
    x/6+(7-x)/9=1
  4. 解くx/6+(7-x)/9=1
    両辺に18をかけて 3x+2(7-x)=18
    3x+14-2x=18
    x+14=18
    x=4
  5. 確かめるx=4 を代入すると、
    左辺:4/6+(7-4)/9=1
    右辺:1
    左辺と右辺が等しいので、x=4 は方程式の解である。
  6. 解けたAが仕事をした時間は、4時間である。
    答え 4時間(Bは3時間)

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、x/6+(7-x)/9 と 1 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

Aがした分とBがした分を合わせると、仕事がちょうど全部終わるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

x が何か分からなくなるつまずきやすい段階:「おく」

Aさんはこう書きました:x/6+x/9=1 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?Bの時間も同じxにしてしまい、残りの時間7-xを表し忘れる。

どう確かめる?xに3.6を入れると、AもBも3.6時間で合計7.2時間になり、全部で7時間と合わない。Bの時間は7-x にする。

気づくコツ:答案の1行目に「〜を x とする」と書こう。答えを出すとき、x が何だったかを読み返そう。

1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:6x+9(7-x)=1 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?全体を1とおいたあと、1時間の仕事量を1/6ではなく、かかる時間の6にしてしまう。

どう確かめる?xに4を入れると、6×4+9×3=51で1にならない。Aは6時間で全体の1を終えるので、1時間には全体の1/6をすると考え直す。

気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。

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つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

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学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)

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  1. 前に学ぶ単元正負の数、文字の式 準備中
  2. いまの単元1次方程式(中1)
  3. 次に学ぶ単元連立方程式 準備中

関連する単元

分野のつながりは ③方程式 のページで見られるよ。