先生の方へ

ATAWI一次方程式は、方程式の文章題を「解き方」ではなく「考え方」として扱う教材サイトです。授業や家庭学習で自由にお使いください。

このサイトの考え方

発問の型

7つの段階のそれぞれに対応する発問の例です。答えを教える代わりに、この問いで生徒の考えを引き出します。

動詞 発問の例 ねらい
図 「分かっている数はどれですか。求めるのはどれですか」 場面をつかませる(まだ x は使わない)
おく 「何を x としましたか。1文で言ってください。ほかの置き方はありますか」 何の x かを宣言させ、x を仮定として意識させる
表す 「単位はそろっていますか。この部品は何を表していますか。1あたりといくつ分は何ですか」 単位をそろえ、3つ組で部品を作る
つなぐ 「何と何が等しいのですか。なぜ=でつないでよいのですか」 =の関係的な理解を育てる
解く 「両辺に何をしましたか。つり合いはくずれていませんか」 等式の性質を意識させる
確かめる 「答えを問題に戻すと、すべての条件に合いますか」 解の吟味を習慣にする
解けた 「仮に決めた x は、結局何でしたか。問いに答えていますか」 解の意味を場面の言葉で言わせる

数を入れて考える

数を入れて考えるのは、文字式の意味を教える場面です。たとえば「x+50」と「50x」のちがいは、「x が100なら、それぞれいくら?」と数を入れると見えてきます。

一方、文章題を解く場面では、数を当てはめて答えを探させません。 生徒が式を立てられないときは、まず「何を x としましたか。1文で言ってください」と問い、答案の1行目に「父の年齢が子の年齢の3倍になる年数を、x年後とする」のような宣言を書かせてください。何の x かが言えれば、部品(表す)に進めます。数を戻すのは、答えが出たあとの「確かめる」のときだけです。

授業で使える素材

1問ページは「解き方を全部見る」「ヒントをひとつずつ見る」の2つの形式を切り替えられます。はじめは完成例で考え方をつかみ、慣れたらヒントを1つずつ開きながら自力で解く、と段階的に足場を外す使い方ができます。

学習指導要領との対応

中学校学習指導要領(平成29年告示)第1学年「A 数と式」⑵ 文字を用いた式、⑶ 一元一次方程式、内容の取扱い⑷(比例式)、〔数学的活動〕との対応を、原文のまま一覧にしています。

→ 学習指導要領との対応

時計算・流水算・通過算など、教科書で扱うことの少ない題材には「発展」と表示しています。

作問の活動

式から問題を作る活動(作問)は、式と場面の対応を確かめるのに向いています。→ 問題を作ろう

ご利用にあたって