代金の文章題 005
1個50円のガムと1個30円のあめを合わせて20個買いました。ガムの代金は、あめの代金より280円多くなりました。ガムを何個買いましたか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
買ったガムの個数をx個とする(あめは20-x個)
ほかの置き方
- 買ったあめの個数をx個とする(ガムは20-x個)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
単位はそろっているよ(円・個)
✏ 答案に書く
- あめの個数:20-x(個)
- ガムの代金:50x(円)
- あめの代金:30(20-x)(円)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| あめの個数 | 20-x | 個 | ||
| ガムの代金 | 50円 | x個 | 50x | 円 |
| あめの代金 | 30円 | 20-x個 | 30(20-x) | 円 |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
やってみよう:式を選ぶ
買ったガムの個数を x 個とするよ。方程式を選ぼう。
- ヒント1/3:ガムがx個なら、あめは何個かな?
- ヒント2/3:あめの代金は 30(20-x) 円だね。ガムの代金とくらべて、どちらがどれだけ多いかな?
✏ 答案に書く
ガム代からあめ代をひいた差が、問題文の「280円多い」の280円と同じなので、
50x-30(20-x)=280
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン D 条件
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 50x-30(20-x)=280
- 50x-600+30x=280
- 80x-600=280
- 80x=880
- x=11
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=11 を 50x-30(20-x)=280 に代入すると、
左辺:50×11-30(20-11)=280
右辺:280
左辺と右辺が等しいので、x=11 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 280 と右辺 280 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
ガム11個で550円、あめは20-11=9個で270円。550-270=280で、ガム代があめ代より280円多くなり、問題と合う。
✏ 答案に書く
買ったガムの個数は、11個である。
答え ガム11個(あめ9個)
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく買ったガムの個数をx個とする(あめは20-x個)。
- 表すあめの個数:20-x(個)
ガムの代金:50x(円)
あめの代金:30(20-x)(円) - つなぐガム代からあめ代をひいた差が、問題文の「280円多い」の280円と同じなので、
50x-30(20-x)=280 - 解く50x-30(20-x)=280
50x-600+30x=280
80x-600=280
80x=880
x=11 - 確かめるx=11 を代入すると、
左辺:50×11-30(20-11)=280
右辺:280
左辺と右辺が等しいので、x=11 は方程式の解である。 - 解けた買ったガムの個数は、11個である。
答え ガム11個(あめ9個)
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、50x-30(20-x) と 280 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
ガムのお金からあめのお金をひくと、問題にある280円になるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」
Aさんはこう書きました:50x+30(20-x)=280 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?「多い」を合計と取り違え、たし算にしてしまう。
どう確かめる?xに11を入れると、550+270=820。280円は合計ではなく差なので、ひき算にする。
気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。
ふえる・へるの取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:30(20-x)-50x=280 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?どちらからどちらをひくのかを逆にしてしまう。
どう確かめる?xに11を入れると、270-550=-280 になる。多いのはガム代なので、ガム代からあめ代をひく。
気づくコツ:「高い・後・増える」はたす、「安い・前・減る」はひく。場面の向きを確かめよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- 1あたり×いくつ分=全体だって分かる? 代金・速さ・仕事の部品の作り方だよ。
小5「単位量あたりの大きさ」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1個95円のゼリーを8個買うと、代金は何円ですか。
答えを見る
760円
- 「50円高い」はたし算、「50円安い」はひき算だって分かる? ふえる・へる・合わせる・ちがいの場面だよ。
小2「たし算・ひき算の場面」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:教室に児童が28人います。あとから6人入ってきました。教室の児童は全部で何人になりましたか。
答えを見る
34人
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)