図から予想し、理由で確かめる
考え方の道具箱
先に問いを考えてから、説明を開いてみよう。
1. まず予想する
三角形の向きが変わったら、同じ形・同じ大きさではなくなるのかな?
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紙に三角形をかいて、切り取ったつもりで回したり裏返したりしてみよう。ぴったり重なる2つの図形を合同というよ。向きではなく、対応する辺や角を見るのが出発点だよ。
この考え方を問題で使う →2. 角の位置を見つける
「同じ位置にある角」と「同じ大きさの角」は同じ意味かな?
考え方を見てみる
同位角・錯角は、まず角の位置関係を表す名前だよ。2直線が平行なとき、同位角や錯角は等しくなる。対頂角は、2直線が交わってできる向かい合う角で、平行の条件がなくても等しいよ。平行を示したいときは、同位角または錯角が等しいことを根拠にできる。
この考え方を問題で使う →3. 多角形を三角形に分ける
五角形の中に、1つの頂点から何個の三角形を作れるかな?
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凸五角形なら3個、凸六角形なら4個。1つの頂点から対角線を引くと、凸n角形はn−2個の三角形になるので、内角の和は180°×(n−2)。凸多角形を同じ向きにたどると1周で360°曲がるから、外角の和は360°。正多角形の1つの角は、角の和を頂点の数で割ると求められるよ。
この考え方を問題で使う →4. 合同条件は3通り
辺や角をいくつそろえれば、大きさまで決まるのかな?
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①3組の辺がそれぞれ等しい。②2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい。③1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい。このいずれかを満たせば三角形は合同になるよ。「その間」「その両端」を省かずに確認しよう。3つの角だけでは、大きさは決まらないよ。
この考え方を問題で使う →5. 証明は理由のリレー
図で等しく見えることを、そのまま理由にしてよいのかな?
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①比較する2つの三角形を書く。②仮定、共通な辺、対頂角、平行線の錯角などを根拠に、等しい辺や角を並べる。③使う合同条件を書く。④対応する頂点をそろえて合同を書く。⑤合同から対応する辺や角の等しさを導く。まだ示していない結論を途中の根拠に使わないことも大切だよ。
この考え方を問題で使う →6. 定義・逆・反例を区別する
正しい文の「ならば」の前後を入れ替えても、いつも正しいかな?
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定義は言葉の意味を決める約束。例えば、平行四辺形は2組の向かい合う辺がそれぞれ平行な四角形。「AならばB」の逆は「BならばA」。逆は正しいとは限らない。正しくないことを示す具体例を反例というよ。反例は1つあればよいけれど、正しい例をいくつ調べても、すべての場合の証明にはならないよ。
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