食塩水の文章題 001
12%の食塩水250gに水を何g加えると、5%の食塩水になりますか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
加える水の重さをxgとする
ほかの置き方
- 水を加えた後の食塩水の重さをxgとする(加える水はx-250g)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
単位はそろっているよ(g・%)
✏ 答案に書く
- はじめの食塩:250×0.12(g)
- 水を加えた後の食塩水:250+x(g)
- 5%のときの食塩:0.05(250+x)(g)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| はじめの食塩 | 0.12(12%) | 250g | 250×0.12 | g |
| 水を加えた後の食塩水 | 250+x | g | ||
| 5%のときの食塩 | 0.05(5%) | (250+x)g | 0.05(250+x) | g |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
やってみよう:式を選ぶ
水を加えても、食塩の量は変わらない。□に入る式を選ぼう。
250×0.12=0.05(□)
- ヒント1/3:水を加えると、食塩の量と食塩水の重さのうち、変わるのはどちらかな?
- ヒント2/3:水を加える前の食塩水は250g。水を加えたあとの食塩水の重さを、x を使って表してみよう。
✏ 答案に書く
水を加えても食塩の量は変わらないので、はじめの食塩と5%にしたときの食塩が同じなので、
250×0.12=0.05(250+x)
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン C 不変
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 250×0.12=0.05(250+x)
- 30=12.5+0.05x
- 0.05x=17.5
- x=350
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=350 を 250×0.12=0.05(250+x) に代入すると、
左辺:250×0.12=30
右辺:0.05(250+350)=30
左辺と右辺が等しいので、x=350 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 30 と右辺 30 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
水を350g加えると、食塩水は600g。食塩は30gのままなので、30÷600=0.05で5%になり、問題と合う。
✏ 答案に書く
加える水の重さは、350gである。
答え 350g
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく加える水の重さをxgとする。
- 表すはじめの食塩:250×0.12(g)
水を加えた後の食塩水:250+x(g)
5%のときの食塩:0.05(250+x)(g) - つなぐ水を加えても食塩の量は変わらないので、はじめの食塩と5%にしたときの食塩が同じなので、
250×0.12=0.05(250+x) - 解く250×0.12=0.05(250+x)
30=12.5+0.05x
0.05x=17.5
x=350 - 確かめるx=350 を代入すると、
左辺:250×0.12=30
右辺:0.05(250+350)=30
左辺と右辺が等しいので、x=350 は方程式の解である。 - 解けた加える水の重さは、350gである。
答え 350g
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、250×0.12 と 0.05(250+x) を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
水を入れても食塩は増えも減りもしないので、前と後の食塩の量が同じだから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
ふえる・へるの取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:250×0.12+x=0.05(250+x) どこが違う?
なぜそう書きたくなる?水を加えると、食塩もx gふえると考えてしまう。
どう確かめる?この式ではx=-18.42…とマイナスになる。水を-18.42g加えることはできないので、加えたのは水だけで食塩は30gのままだと見直す。
気づくコツ:「高い・後・増える」はたす、「安い・前・減る」はひく。場面の向きを確かめよう。
もとにする量の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:250×0.12=0.05x どこが違う?
なぜそう書きたくなる?水を加えた後の食塩水を、加えた水のx gだけだと考えてしまう。
どう確かめる?この式ではx=600になる。xに600を入れると、食塩水は250+600=850g。30÷850はおよそ0.035で5%にならないので、後の食塩水は250+x gだと見直す。
気づくコツ:「○の△割」の○がもとにする量だよ。何の割合なのかを言葉で確かめよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- もとの量×割合=くらべる量だって分かる? 2割引きは×0.8だよ。
小5「割合・百分率」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1500mLのジュースのうち、40%を飲みました。飲んだのは何mLですか。
答えを見る
600mL
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)