図形の文章題 009

図形 009 ★★☆ 発展

縦6cm、横xcm、高さ5cmの直方体の容積(ようせき)が0.24Lのとき、xを求めなさい。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

線分図縦(容積は0.24L)、横、高さ縦(容積は0.24L)6cm横?cm高さ5cm
線分図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

直方体の横の長さをxcmとする

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

✏ 答案に書く

単位をそろえる

  • 縦・横・高さがcmなので、体積もcm³にそろえる。1L=1000cm³だから、0.24L=0.24×1000=240cm³。

✏ 答案に書く

  • 底面積:6×x(cm²)
  • 直方体の体積:6×x×5(cm³)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分式単位
底面積縦6cm横xcm6×xcm²
直方体の体積底面積6x cm²高さ5cm6×x×5cm³
  • 単位をそろえる:1L=1000cm³、0.24L=240cm³

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

やってみよう:式を選ぶ

直方体の体積が、0.24Lになる。□に入る数を選ぼう。

6×x×5=□

□に入る式

✏ 答案に書く

直方体の体積の公式で求めた体積が、0.24Lをcm³にした240cm³と同じなので、

6×x×5=240

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン E きまり

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. 6×x×5=240
  2. 30x=240
  3. x=8

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=8 を 6×x×5=240 に代入すると、

左辺:6×8×5=240

右辺:240

左辺と右辺が等しいので、x=8 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 240 と右辺 240 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

横8cmなら、体積は6×8×5=240cm³。1L=1000cm³なので240cm³=0.24Lで、問題と合う。

✏ 答案に書く

直方体の横の長さは、8cmである。

答え 8cm

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おく直方体の横の長さをxcmとする。
  2. 表す縦・横・高さがcmなので、体積もcm³にそろえる。1L=1000cm³だから、0.24L=0.24×1000=240cm³。
    底面積:6×x(cm²)
    直方体の体積:6×x×5(cm³)
  3. つなぐ直方体の体積の公式で求めた体積が、0.24Lをcm³にした240cm³と同じなので、
    6×x×5=240
  4. 解く6×x×5=240
    30x=240
    x=8
  5. 確かめるx=8 を代入すると、
    左辺:6×8×5=240
    右辺:240
    左辺と右辺が等しいので、x=8 は方程式の解である。
  6. 解けた直方体の横の長さは、8cmである。
    答え 8cm

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、6×x×5 と 240 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

縦×横×高さで求めた体積が、0.24Lをcm³にした240cm³と同じになるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

単位がそろっていないつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:6×x×5=0.24 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?Lとcm³をそろえないまま、0.24をそのまま使ってしまう。

どう確かめる?xに0.008を入れると、横が0.008cm(0.08mm)の、紙より薄い箱になってしまう。1L=1000cm³なので、0.24L=240cm³にそろえてから式を立てる。

気づくコツ:式を作る前に、km と m、時間と分、L と mL などを1つにそろえよう。

単位がそろっていないつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:6×x×5=24 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?1L=100cm³とかんちがいして、0.24Lを24cm³にしてしまう。

どう確かめる?xに0.8を入れると、体積は24cm³。1辺10cmの立方体(10×10×10=1000cm³)が1Lなので、0.24Lは240cm³になる。

気づくコツ:式を作る前に、km と m、時間と分、L と mL などを1つにそろえよう。

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つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

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学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)

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  1. 前に学ぶ単元正負の数、文字の式 準備中
  2. いまの単元1次方程式(中1)
  3. 次に学ぶ単元連立方程式 準備中

関連する単元

分野のつながりは ③方程式 のページで見られるよ。