平均の文章題 001

平均 001 ★☆☆

4回のテストの平均点は72点でした。5回目のテストで何点取れば、5回の平均点が75点になりますか。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

テープ図5回の合計:4回 平均72点+5回目 ?点、5回の平均:75点5回の合計4回 平均72点5回目 ?点5回の平均75点
テープ図:量の合計や差を表す図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

5回目のテストの点数をx点とする

ほかの置き方
  • 5回目が平均75点より何点高いかをx点とする(5回目は75+x点)

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

単位はそろっているよ(点・回)

✏ 答案に書く

  • 4回の合計点:72×4(点)
  • 5回の合計点:72×4+x(点)
  • 平均75点のときの合計点:75×5(点)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分式単位
4回の合計点72点4回72×4点
5回の合計点72×4+x点
平均75点のときの合計点75点5回75×5点

(「4. つなぐ」で式を選んだあとに、残りの部品が出るよ)

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

やってみよう:式を選ぶ

5回の合計点が、平均75点のときの合計点になる。□に入る式を選ぼう。

□=75×5

□に入る式

✏ 答案に書く

5回の合計点が、平均75点から求めた合計(75×5)と同じなので、

72×4+x=75×5

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン B 2通り

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. 72×4+x=75×5
  2. 288+x=375
  3. x=375-288
  4. x=87

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=87 を 72×4+x=75×5 に代入すると、

左辺:72×4+87=375

右辺:75×5=375

左辺と右辺が等しいので、x=87 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 375 と右辺 375 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

5回目が87点なら、5回の合計は 288+87=375点。375÷5=75 で平均75点になり、問題と合う。

✏ 答案に書く

5回目のテストの点数は、87点である。

答え 87点

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おく5回目のテストの点数をx点とする。
  2. 表す4回の合計点:72×4(点)
    5回の合計点:72×4+x(点)
    平均75点のときの合計点:75×5(点)
  3. つなぐ5回の合計点が、平均75点から求めた合計(75×5)と同じなので、
    72×4+x=75×5
  4. 解く72×4+x=75×5
    288+x=375
    x=375-288
    x=87
  5. 確かめるx=87 を代入すると、
    左辺:72×4+87=375
    右辺:75×5=375
    左辺と右辺が等しいので、x=87 は方程式の解である。
  6. 解けた5回目のテストの点数は、87点である。
    答え 87点

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、72×4+x と 75×5 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

4回分の合計に5回目をたした点数と、75点×5回の点数は、どちらも5回の合計だから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:(72+x)÷2=75 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?4回の平均と5回目の点を、2つの平均のようにたして2でわってしまう。

どう確かめる?解くと x=78。4回で288点、5回目78点なら合計366点で、366÷5=73.2点。75点にならないので、平均は「合計÷回数」で考える。

気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。

1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:72+x=75×5 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?4回の合計のかわりに、平均の72点をそのまま使ってしまう。

どう確かめる?解くと x=303 で、テストの点としては大きすぎる。4回の合計は 72×4=288点なので、合計どうしで比べる。

気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。

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つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

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学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元正負の数、文字の式 準備中
  2. いまの単元1次方程式(中1)
  3. 次に学ぶ単元連立方程式 準備中

関連する単元

分野のつながりは ③方程式 のページで見られるよ。