2次方程式・問題と解答

全42問を印刷できるよ。解答は後ろにまとまっているよ。問題だけにする場合はチェックを外そう。

2次方程式と解の意味

問1 2乗して25になる数

x² = 25 を満たす x の値をすべて求めなさい。

問2 代入して解を見つける

−1,0,1,4 のうち、x² − 3x − 4 = 0 の解になる数をすべて答えなさい。

問3 整理して2次方程式を見分ける

次のうち、整理すると2次方程式になるものを1つ選び、その理由を説明しなさい。

  1. x(x+1)=12
  2. x²+x=x²+2
  3. x+y=12

問4 解が1つになるとき

(x − 4)² = 0 を解きなさい。

問5 「4だけ」でよい?

x² = 16 を解いて「x=4」と答えた人がいます。正しい説明を選びなさい。

  1. 4だけでよい
  2. −4も解なので、4と−4を書く
  3. −4だけを書く

問6 0のときの±

x² = 0 を解き、解の個数も説明しなさい。

因数分解で解く

問7 和が7、積が12

x²+7x+12=0 を因数分解を使って解きなさい。

問8 2つとも正の解

x²−7x+10=0 を因数分解を使って解きなさい。

問9 符号が異なる2つの解

x²+x−12=0 を因数分解を使って解きなさい。

問10 平方の差を使う

x²−36=0 を因数分解を使って解きなさい。

問11 xをくくり出す

x²−5x=0 を因数分解を使って解きなさい。

問12 右辺を0にしてから

(x+2)(x−3)=6 を因数分解を使って解きなさい。

平方根の考えで解く

問13 平方根を残した答え

x²=18 を平方根の考えを使って解きなさい。

問14 まず係数で割る

3x²=12 を平方根の考えを使って解きなさい。

問15 分数の平方根

x²/2=9/8 を平方根の考えを使って解きなさい。

問16 かっこを1つの数とみる

(x−3)²=16 を平方根の考えを使って解きなさい。

問17 かっこと根号

(x+2)²=7 を平方根の考えを使って解きなさい。

問18 係数とかっこを整理

2(x−1)²=10 を平方根の考えを使って解きなさい。

平方の形に変形する

問19 両辺に9を足す

x²+6x=7 を平方の形に変形して解きなさい。

問20 負の係数でも平方に

x²−4x=1 を平方の形に変形して解きなさい。

問21 定数を移してから

x²+8x+3=0 を平方の形に変形して解きなさい。

問22 左辺を正方形に

x²−6x+4=0 を平方の形に変形して解きなさい。

問23 足す数は係数の半分の2乗

x²+2x−6=0 を平方の形に変形して解きなさい。

問24 すでに平方の形が隠れている

x²−8x+16=0 を平方の形に変形して解きなさい。

解の公式を使う

問25 xの係数が奇数

x²+3x+1=0 を解の公式で解きなさい。

問26 aが1でない式

2x²−3x−1=0 を解の公式で解きなさい。

問27 根号と分数を整理

3x²+2x−2=0 を解の公式で解きなさい。

問28 因数分解の答えと比べる

2x²+5x+2=0 を解の公式で解きなさい。

問29 右辺の項を移す

x²=3x+5 を解の公式で解きなさい。

問30 根号の中が0

4x²−4x+1=0 を解の公式で解きなさい。

解き方を選び、説明する

問31 0の解を失わない

x²−4x=0 を解き、選んだ方法のよさを説明しなさい。

問32 平方の形を見つける

x²−10x+25=0 を解き、選んだ方法のよさを説明しなさい。

問33 xの項がない式

3x²=24 を解き、選んだ方法のよさを説明しなさい。

問34 整数で因数分解できないとき

x²−x−1=0 を解き、選んだ方法のよさを説明しなさい。

問35 小数の係数を整数に

0.2x²−0.6x−0.8=0 を解き、選んだ方法のよさを説明しなさい。

問36 分母を払ってから

x²/3+x/2−1/3=0 を解き、選んだ方法のよさを説明しなさい。

文章題に使い、解を吟味する

問37 面積から長方形の辺を求める

縦より横が3 cm長い長方形の面積は54 cm²です。縦の長さを求めなさい。

問38 連続する自然数

連続する2つの自然数の積が72です。小さい方の数を求めなさい。

問39 庭の内側につくる道

縦8 m、横12 mの長方形の庭の内側に、周囲に沿って同じ幅の道をつくります。残る中央の長方形の面積が60 m²となる道の幅を求めなさい。

問40 負の解も場面に合う

ある数を2乗すると、その数に6を加えた数になります。ある数をすべて求めなさい。

問41 根号の答えを長さとして考える

横が縦より2 cm長い長方形のカードがあります。面積が7 cm²のとき、縦の長さを求めなさい。

問42 入口の問いに戻る

正方形の1辺を2 cm長く、もう1辺を1 cm短くして長方形をつくると、面積は40 cm²になりました。もとの正方形の1辺の長さを求めなさい。

解答と考え方

問1

x = −5,5

5² = 25 → (−5)² = 25 → x = 5,−5

√25 は5だけ。でも x²=25 の解は5と−5だよ。√という記号と、方程式の解を区別しよう。

問2

x = −1,4

x=−1:1+3−4=0 → x=0:0−0−4=−4 → x=1:1−3−4=−6 → x=4:16−12−4=0

x=−1 を代入すると −3×(−1) は+3。負の数はかっこに入れよう。

問3

x(x+1)=12。整理すると x²+x−12=0 になる。

x(x+1)=12 → x²+x−12=0 → x²+x=x²+2 → x−2=0 で1次方程式 → x+y=12 は文字が2種類あり、この単元で扱う1元2次方程式ではない

両辺の x² が消える式を、2次方程式と決めつけないようにしよう。

問4

x = 4

x−4=0 → x=4

「2次方程式だから必ず異なる解が2つ」とは限らないよ。

問5

−4も解なので、4と−4を書く。

4²=16 → (−4)²=16 → 解は x=4,−4

負の解を落としたときは、負の数の2乗に戻ろう。

問6

x = 0

x=0 → +0 と −0 は同じ数なので、解は1つ

±0を2個の異なる解と数えないようにしよう。

問7

x = −4,−3

(x+3)(x+4)=0 → x+3=0 または x+4=0 → x=−3,−4

xで割ると x=0 を失う場合があるよ。また「積が0」の性質は、右辺が6のままでは使えないよ。

問8

x = 2,5

(x−2)(x−5)=0 → x−2=0 または x−5=0 → x=2,5

xで割ると x=0 を失う場合があるよ。また「積が0」の性質は、右辺が6のままでは使えないよ。

問9

x = −4,3

(x+4)(x−3)=0 → x+4=0 または x−3=0 → x=−4,3

xで割ると x=0 を失う場合があるよ。また「積が0」の性質は、右辺が6のままでは使えないよ。

問10

x = −6,6

(x+6)(x−6)=0 → x+6=0 または x−6=0 → x=−6,6

xで割ると x=0 を失う場合があるよ。また「積が0」の性質は、右辺が6のままでは使えないよ。

問11

x = 0,5

x(x−5)=0 → x=0 または x−5=0 → x=0,5

xで割ると x=0 を失う場合があるよ。また「積が0」の性質は、右辺が6のままでは使えないよ。

問12

x = −3,4

x²−x−6=6 → x²−x−12=0 → (x−4)(x+3)=0 → x=4,−3

xで割ると x=0 を失う場合があるよ。また「積が0」の性質は、右辺が6のままでは使えないよ。

問13

x = −3 × √(2),3 × √(2)

x=±√18 → 18=9×2 なので √18=3√2 → x=3√2,−3√2

(x−3)²=16 から x−3=4 だけにすると、もう1つの解を落とすよ。

問14

x = −2,2

両辺を3で割って x²=4 → x=±2

(x−3)²=16 から x−3=4 だけにすると、もう1つの解を落とすよ。

問15

x = −3/2,3/2

両辺を2倍して x²=9/4 → x=±3/2

(x−3)²=16 から x−3=4 だけにすると、もう1つの解を落とすよ。

問16

x = −1,7

x−3=±4 → x=3+4 または x=3−4 → x=7,−1

(x−3)²=16 から x−3=4 だけにすると、もう1つの解を落とすよ。

問17

x = −√(7) − 2,−2 + √(7)

x+2=±√7 → 両辺から2を引いて x=−2±√7

(x−3)²=16 から x−3=4 だけにすると、もう1つの解を落とすよ。

問18

x = 1 − √(5),1 + √(5)

両辺を2で割って (x−1)²=5 → x−1=±√5 → x=1±√5

(x−3)²=16 から x−3=4 だけにすると、もう1つの解を落とすよ。

問19

x = −7,1

6の半分は3。両辺に3²=9を足す → x²+6x+9=7+9 → (x+3)²=16 → x+3=±4 → x=1,−7

左辺だけに数を足すと等式が変わるよ。足した数を右辺にも必ず書こう。

問20

x = 2 − √(5),2 + √(5)

−4の半分は−2。両辺に(−2)²=4を足す → x²−4x+4=5 → (x−2)²=5 → x=2±√5

左辺だけに数を足すと等式が変わるよ。足した数を右辺にも必ず書こう。

問21

x = −4 − √(13),−4 + √(13)

x²+8x=−3 → 8の半分4の2乗、16を両辺に足す → (x+4)²=13 → x=−4±√13

左辺だけに数を足すと等式が変わるよ。足した数を右辺にも必ず書こう。

問22

x = 3 − √(5),√(5) + 3

x²−6x=−4 → 両辺に9を足して (x−3)²=5 → x−3=±√5 → x=3±√5

左辺だけに数を足すと等式が変わるよ。足した数を右辺にも必ず書こう。

問23

x = −√(7) − 1,−1 + √(7)

x²+2x=6 → 両辺に1を足して (x+1)²=7 → x=−1±√7

左辺だけに数を足すと等式が変わるよ。足した数を右辺にも必ず書こう。

問24

x = 4

x²−8x+16=(x−4)² → (x−4)²=0 → x−4=0 → x=4

左辺だけに数を足すと等式が変わるよ。足した数を右辺にも必ず書こう。

問25

x = −3/2 − √(5)/2,−3/2 + √(5)/2

右辺を0にそろえると x² + 3 × x + 1 = 0 → a=1,b=3,c=1 → b²−4ac=(3)²−4×(1)×(1)=5 → x=(−(3)±√5) / (2×(1)) → 整理して x=−3/2 − √(5)/2,−3/2 + √(5)/2

分母は2aで、分子全体を割るよ。bが負なら、−bは正になることにも注意しよう。

問26

x = 3/4 − √(17)/4,3/4 + √(17)/4

右辺を0にそろえると 2 × x² − 3 × x − 1 = 0 → a=2,b=-3,c=-1 → b²−4ac=(-3)²−4×(2)×(-1)=17 → x=(−(-3)±√17) / (2×(2)) → 整理して x=3/4 − √(17)/4,3/4 + √(17)/4

分母は2aで、分子全体を割るよ。bが負なら、−bは正になることにも注意しよう。

問27

x = −√(7)/3 − 1/3,−1/3 + √(7)/3

右辺を0にそろえると 3 × x² + 2 × x − 2 = 0 → a=3,b=2,c=-2 → b²−4ac=(2)²−4×(3)×(-2)=28 → x=(−(2)±√28) / (2×(3)) → 整理して x=−1/3 + √(7)/3,−√(7)/3 − 1/3

分母は2aで、分子全体を割るよ。bが負なら、−bは正になることにも注意しよう。

問28

x = −2,−1/2

右辺を0にそろえると 2 × x² + 5 × x + 2 = 0 → a=2,b=5,c=2 → b²−4ac=(5)²−4×(2)×(2)=9 → x=(−(5)±√9) / (2×(2)) → 整理して x=−2,−1/2

分母は2aで、分子全体を割るよ。bが負なら、−bは正になることにも注意しよう。

問29

x = 3/2 − √(29)/2,3/2 + √(29)/2

右辺を0にそろえると x² − 3 × x − 5 = 0 → a=1,b=-3,c=-5 → b²−4ac=(-3)²−4×(1)×(-5)=29 → x=(−(-3)±√29) / (2×(1)) → 整理して x=3/2 − √(29)/2,3/2 + √(29)/2

分母は2aで、分子全体を割るよ。bが負なら、−bは正になることにも注意しよう。

問30

x = 1/2

右辺を0にそろえると 4 × x² − 4 × x + 1 = 0 → a=4,b=-4,c=1 → b²−4ac=(-4)²−4×(4)×(1)=0 → x=(−(-4)±√0) / (2×(4)) → 整理して x=1/2

分母は2aで、分子全体を割るよ。bが負なら、−bは正になることにも注意しよう。

問31

x = 0,4

x(x−4)=0 → x=0 または x−4=0 → x=0,4

両辺をxで割ると、x=0の場合を外してしまうよ。

問32

x = 5

(x−5)²=0 → x−5=0 → x=5

x=±5ではないよ。2乗されているのはx−5だよ。

問33

x = −2 × √(2),2 × √(2)

両辺を3で割って x²=8 → x=±√8=±2√2

√8=4ではないよ。8=4×2 と分けよう。

問34

x = 1/2 − √(5)/2,1/2 + √(5)/2

a=1,b=−1,c=−1 → b²−4ac=1+4=5 → x=(1±√5)/2

整数で因数分解できないからといって、解がないわけではないよ。

問35

x = −1,4

x²−3x−4=0 → (x−4)(x+1)=0 → x=4,−1

一部の項だけを5倍しないように、すべての項を確認しよう。

問36

x = −2,1/2

2x²+3x−2=0 → a=2,b=3,c=−2 → x=(−3±√25)/4=(−3±5)/4 → x=1/2,−2

最初のx²/3は6倍すると2x²。分母だけを消さないようにしよう。

問37

縦の長さは6 cm。

縦はx cm、横は(x+3) cm → 同じ長方形の面積だから x(x+3)=54 → x²+3x−54=0 → (x+9)(x−6)=0 → x=−9,6。x>0より x=6 → 横は9 cm、6×9=54 cm²

xは縦の長さなので x>0。−9はこの条件に合わない。

問38

小さい方は8(2つの数は8と9)。

同じ積を表すので x(x+1)=72 → x²+x−72=0 → (x+9)(x−8)=0 → x=−9,8。自然数の条件から x=8 → 大きい方は9。8×9=72

xは自然数なので正の整数。−9は自然数ではない。

問39

道の幅は1 m。

中央の縦は8−2x、横は12−2x(左右・上下に道がある) → 同じ中央の面積なので (8−2x)(12−2x)=60 → 4x²−40x+36=0 → x²−10x+9=0 → (x−1)(x−9)=0 → x=1,9 → 0<x<4より x=1。中央は6 m×10 mで60 m²

道に幅があり、中央の縦も正なので 0<x<4。9はこの条件に合わない。

問40

ある数は−2と3。

2乗した数と6を足した数が同じなので x²=x+6 → x²−x−6=0 → (x−3)(x+2)=0 → x=3,−2 → 3²=3+6=9、(−2)²=−2+6=4

ある数には正という条件がない。−2と3はどちらも使える。

問41

縦は(−1+2√2) cm(約1.83 cm)。

同じ面積を表すので x(x+2)=7 → x²+2x=7 → (x+1)²=8 → x=−1±2√2 → x>0だから x=−1+2√2 → 約1.83 cm。横は約3.83 cm(近似値)。正確には (−1+2√2)(1+2√2)=7

xは長さなので x>0。−1−2√2は負なので使えない。

問42

もとの正方形の1辺は6 cm。

長方形の辺はx+2とx−1。面積より (x+2)(x−1)=40 → x²+x−2=40 → x²+x−42=0 → (x+7)(x−6)=0 → x=−7,6 → x>1より x=6 → 長方形は8 cm×5 cm。面積は40 cm²

短くした辺も正なので x>1。−7はこの条件に合わない。