紙に書いて、理由を整理しよう

三角形と四角形・30問

問題だけ、または解答・解説付きで印刷できるよ。ブラウザーの印刷画面からPDFとして保存することもできるよ。

問1 等しい底角を求めよう

△ABCでAB=AC、∠BAC=44°です。∠ABCは何度ですか。

頂点A、底辺BCの二等辺三角形。ABとACが等しい。ABC
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

68°

  1. AB=ACなので、∠ABC=∠ACB。
  2. 三角形の内角の和は180°だから、底角2つの和は180°−44°=136°。
  3. 136°÷2=68°。

問2 底角から頂角へ

△ABCでAB=AC、∠ABC=52°です。∠BACは何度ですか。

頂点A、底辺BCの二等辺三角形。ABとACが等しい。ABC
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

76°

  1. 等しい辺の向かいの角は等しいので、∠ACB=52°。
  2. ∠BAC=180°−52°−52°=76°。

問3 角から等しい辺を見つけよう

△ABCで∠ABC=∠ACB=47°です。必ず等しいといえる辺の組を選び、その理由を書きましょう。

頂点A、底辺BCの二等辺三角形。ABとACが等しい。ABC
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
  1. AB=AC
  2. AB=BC
  3. AC=BC
答え・考え方:
答え・解説

AB=AC

  1. 三角形の2つの角が等しければ、その向かいの辺が等しい。
  2. ∠ABCの向かいのACと、∠ACBの向かいのABが等しい。

問4 正三角形の角と仲間

3辺が等しい△ABCについて、1つの内角の大きさを求めましょう。また、正三角形を二等辺三角形にも含めてよい理由を説明しましょう。

頂点A、B、Cの正三角形。3辺が等しい。ABC
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

1つの内角は60°。正三角形も「2つの辺が等しい」を満たす。

  1. 3辺が等しいので、3つの内角はすべて等しい。
  2. 180°÷3=60°。
  3. 3辺が等しければ、そのうち2辺も等しい。だから二等辺三角形の定義を満たす。

問5 底角が等しい理由を証明しよう

AB=ACの△ABCで、Dを辺BCの中点とします。△ABDと△ACDの合同を使って、∠ABC=∠ACBを証明しましょう。

ABとACが等しい三角形。底辺BCの中点Dと頂点Aを結んでいる。ABCD
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

△ABD≡△ACDより、∠ABC=∠ACB。

  1. △ABDと△ACDで、AB=AC(仮定)、BD=CD(Dは中点)、AD=AD(共通)。
  2. 3組の辺がそれぞれ等しいので、△ABD≡△ACD。
  3. 合同な図形の対応する角は等しいので、∠ABD=∠ACD。
  4. Dは辺BC上にあるので、∠ABC=∠ACB。

問6 斜辺はどの辺?

△ABCで∠BAC=90°です。この直角三角形の斜辺を選びましょう。

頂点Aが直角の三角形ABC。直角の向かいの辺はBC。ABC
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
  1. AB
  2. BC
  3. CA
答え・考え方:
答え・解説

BC

  1. 斜辺は直角の向かいにある辺。
  2. 直角の頂点Aを通らない辺BCが斜辺だよ。

問7 斜辺と他の1辺

∠ABC=∠DEF=90°、AC=DF、AB=DEです。△ABCと△DEFは合同ですか。使った合同条件と、BCに対応する辺も答えましょう。

Bが直角の三角形ABCと、Eが直角の三角形DEF。ABCDEF
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
  1. 合同で、BCに対応する辺はEF
  2. 合同で、BCに対応する辺はDE
  3. この条件では合同とはいえない
答え・考え方:
答え・解説

合同。条件は「斜辺と他の1辺がそれぞれ等しい」。BCに対応する辺はEF。

  1. どちらも直角三角形で、斜辺AC=DF。
  2. 他の1辺AB=DEだから、△ABC≡△DEF。
  3. 対応はA↔D、B↔E、C↔F。したがってBC=EF。

問8 斜辺と1つの鋭角

∠BAC=∠EDF=90°、BC=EF、∠ABC=∠DEFです。△ABC≡△DEFといえる理由を説明しましょう。

答え・考え方:
答え・解説

直角三角形の斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しいから。

  1. 2つの三角形は直角三角形。
  2. 斜辺BC=EF、鋭角∠ABC=∠DEFがそれぞれ等しい。
  3. したがって△ABC≡△DEF。
  4. 通常の合同条件でも説明できるよ。残る鋭角も等しいので、辺BC・EFとその両端の角がそれぞれ等しい。

問9 角だけで大きさも決まる?

2つの直角三角形で、1つの鋭角が等しいことが分かっています。これだけで合同といえますか。

  1. 合同といえる
  2. 合同とはいえない
答え・考え方:
答え・解説

合同とはいえない。辺の長さを2倍にすると、角は同じでも大きさが変わる。

  1. 例えば、3辺が3cm・4cm・5cmの直角三角形と、6cm・8cm・10cmの直角三角形。
  2. 対応する角は等しいが、対応する辺の長さが違うので合同ではない。
  3. 斜辺などの長さが等しいという条件も必要だよ。

問10 角の二等分線からの距離

∠HAKの内部の二等分線上に点Pを取ります。Pから辺AH、AKに下ろした垂線の足をそれぞれH、Kとします。PH=PKを証明しましょう。

Aから伸びる2本の辺の間にPがあり、APは角の二等分線。PHとPKはそれぞれの辺への垂線。APHK垂直垂直
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

△AHP≡△AKPより、PH=PK。

  1. △AHPと△AKPで、∠AHP=∠AKP=90°。
  2. AP=AP(共通の斜辺)、∠HAP=∠KAP(角の二等分線)。
  3. 斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しいので、△AHP≡△AKP。
  4. 対応する辺が等しいのでPH=PK。線までの距離は垂線の長さで表すよ。

問11 向かい合う辺の長さ

平行四辺形ABCDで、AB=7cm、BC=4cmです。CDは何cmですか。

四角形ABCDの対角線ACとBDがOで交わっている。ABCDO
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

7cm

  1. 平行四辺形の対辺の長さは等しい。
  2. CDの対辺はABだから、CD=AB=7cm。AD=BC=4cmも分かるよ。

問12 隣り合う角

平行四辺形ABCDで、∠DAB=68°です。∠ABCは何度ですか。

四角形ABCDの対角線ACとBDがOで交わっている。ABCDO
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

112°

  1. 平行四辺形の隣り合う角の和は180°。
  2. ∠ABC=180°−68°=112°。
  3. 対角も等しいので、∠BCD=68°、∠CDA=112°。

問13 対角線の半分を読もう

平行四辺形ABCDの対角線ACとBDの交点をOとします。AO=3cm、BO=4cmのとき、BDは何cmですか。

四角形ABCDの対角線ACとBDがOで交わっている。ABCDO
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

8cm

  1. 平行四辺形の対角線は互いの中点で交わる。
  2. DO=BO=4cmだから、BD=4+4=8cm。
  3. CO=AO=3cmで、AC=6cm。ACとBDが同じ長さになるわけではないよ。

問14 対辺が等しい理由

平行四辺形ABCDに対角線ACを引きました。△ABCと△CDAの合同を使い、AB=CD、BC=DAを証明しましょう。

四角形ABCDに対角線ACを引き、三角形ABCとCDAに分けている。ABCD
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

△ABC≡△CDAより、2組の対辺はそれぞれ等しい。

  1. AB∥CDより、∠BAC=∠DCA(錯角)。BC∥ADより、∠BCA=∠DAC(錯角)。
  2. AC=CA(共通)。1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しいので、△ABC≡△CDA。
  3. 対応する辺は等しいから、AB=CD、BC=DA。

問15 対角線についての言い直し

「平行四辺形の対角線は、2本とも同じ長さになる」と説明した人がいます。いつも正しいですか。正しい性質に言い直しましょう。

四角形ABCDの対角線ACとBDがOで交わっている。ABCDO
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
  1. いつも正しい
  2. いつも正しいとはいえない
答え・考え方:
答え・解説

いつも正しくはない。「対角線は互いの中点で交わる」が正しい性質。

  1. 例えば、問13ではAC=6cm、BD=8cmで、長さは等しくない。
  2. しかしAO=CO=3cm、BO=DO=4cmと、それぞれは半分になっている。
  3. 2本の対角線が等しいのは、長方形などの特別な場合だよ。

問16 対辺が2組とも等しい

四角形ABCDでAB=CD=6cm、AD=BC=4cmです。平行四辺形といえますか。理由も説明しましょう。

四角形ABCDに対角線ACを引き、三角形ABCとCDAに分けている。ABCD
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
  1. 平行四辺形といえる
  2. まだ平行四辺形とはいえない
答え・考え方:
答え・解説

平行四辺形といえる。2組の対辺がそれぞれ等しいから。

  1. 対角線ACを引くと、AB=CD、BC=DA、AC=CA。
  2. 3組の辺がそれぞれ等しいので△ABC≡△CDA。
  3. 対応する角が等しいので、錯角が等しいことからAB∥CD、BC∥AD。
  4. よって四角形ABCDは平行四辺形。

問17 同じ1組に注目

四角形ABCDでAB∥CD、AB=CDです。平行四辺形になる条件を説明しましょう。

四角形ABCDに対角線ACを引き、三角形ABCとCDAに分けている。ABCD
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

1組の対辺が平行で、その長さが等しいから。

  1. 対角線ACを引くと、AB=CD、AC=CA、∠BAC=∠DCA(錯角)。
  2. 2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので△BAC≡△DCA。
  3. ∠BCA=∠DACよりBC∥AD。もとのAB∥CDと合わせて2組の対辺が平行になる。

問18 違う組を混ぜていない?

四角形ABCDでAB∥CD、AD=BCです。必ず平行四辺形になりますか。ならない場合は反例をかきましょう。

上底ABと下底CDが平行で、上底が短い台形。左右の辺ADとBCの長さは等しい。ABCD4 cm8 cm
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
  1. 必ず平行四辺形になる
  2. 必ずなるとはいえない
答え・考え方:
答え・解説

必ずはならない。例えば、上底ABが4cm、下底CDが8cmの等脚台形。

  1. ABとCDが平行で、左右の辺ADとBCが等しい台形をかける。
  2. この台形はABとCDの長さが違うため、平行四辺形ではない。
  3. 「平行」と「等しい」は同じ1組の対辺について必要だよ。

問19 対角線の中点から証明

四角形ABCDの対角線がOで交わり、AO=CO、BO=DOです。この四角形が平行四辺形であることを証明しましょう。

四角形ABCDの対角線ACとBDがOで交わっている。ABCDO
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

△AOB≡△CODより、AB=CD、AB∥CD。よって平行四辺形。

  1. △AOBと△CODで、AO=CO、BO=DO(仮定)、∠AOB=∠COD(対頂角)。
  2. 2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので、△AOB≡△COD。
  3. 対応する辺からAB=CD、対応する角から∠ABO=∠CDO。錯角が等しいのでAB∥CD。
  4. 1組の対辺が平行でその長さが等しいから、四角形ABCDは平行四辺形。

問20 対角が2組とも等しい

四角形ABCDの内角で、∠A=∠C、∠B=∠Dです。∠A+∠Bの値を求め、この四角形が平行四辺形になる理由を説明しましょう。

答え・考え方:
答え・解説

∠A+∠B=180°。2組の対辺がそれぞれ平行になる。

  1. 内角の和より、∠A+∠B+∠C+∠D=360°。
  2. ∠A=∠C、∠B=∠Dなので2(∠A+∠B)=360°。よって∠A+∠B=180°。
  3. この関係からAD∥BC。また∠B+∠C=180°からAB∥CD。
  4. 2組の対辺がそれぞれ平行なので、平行四辺形。

問21 正方形はどの仲間?

正方形について、必ず当てはまる説明を選びましょう。

横長の長方形、ひし形、正方形を並べた図。長方形ひし形正方形
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
  1. 長方形だけに含まれる
  2. ひし形だけに含まれる
  3. 長方形・ひし形・平行四辺形のすべてに含まれる
答え・考え方:
答え・解説

長方形でも、ひし形でも、平行四辺形でもある。

  1. 正方形は4つの角が直角なので長方形。
  2. 4つの辺が等しいのでひし形。
  3. 長方形もひし形も、2組の対辺がそれぞれ平行なので平行四辺形。

問22 対角線が等しい平行四辺形

平行四辺形ABCDでAC=BDです。△ABCと△BADを比べて、ABCDが長方形であることを説明しましょう。

四角形ABCD。長方形の2本の対角線ACとBD。ABCD
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

△ABC≡△BADより隣り合う角が等しく、ともに90°になるので長方形。

  1. △ABCと△BADで、AB=BA(共通)、BC=AD(平行四辺形の対辺)、AC=BD(仮定)。
  2. 3組の辺がそれぞれ等しいので、△ABC≡△BAD。したがって∠ABC=∠BAD。
  3. 平行四辺形の隣り合う角の和は180°だから、どちらも90°。
  4. 対角も等しいので4つの角が直角となり、長方形である。

問23 対角線が垂直な平行四辺形

平行四辺形ABCDの対角線がOで垂直に交わります。△AOBと△COBを比べて、ABCDがひし形になることを説明しましょう。

ひし形ABCDの対角線ACとBDがOで垂直に交わる。ABCDO
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

△AOB≡△COBよりAB=CB。対辺も等しいので4辺が等しく、ひし形。

  1. AO=CO(対角線は互いの中点で交わる)、OB=OB(共通)、∠AOB=∠COB=90°。
  2. 2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので△AOB≡△COB。よってAB=CB。
  3. 平行四辺形の対辺の性質でAB=CD、BC=AD。
  4. 4つの辺がすべて等しいので、ひし形である。

問24 逆はいつも正しい?

「正方形ならば長方形である」の逆を書き、その逆が正しいかを反例とともに説明しましょう。

四角形ABCD。長方形の2本の対角線ACとBD。ABCD
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

逆は「長方形ならば正方形である」。この逆は正しくない。

  1. 縦2cm、横5cmの長方形を考える。
  2. 4つの角は直角なので長方形だが、4辺は等しくないので正方形ではない。
  3. 元の命題が正しくても、逆が正しいとは限らないよ。

問25 正方形になる条件

平行四辺形ABCDの対角線について、長さが等しく、垂直に交わることが分かりました。どんな四角形といえますか。

正方形ABCDと2本の対角線。ABCD
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
  1. 正方形
  2. 長方形だが正方形ではない
  3. ひし形だが正方形ではない
答え・考え方:
答え・解説

正方形

  1. 平行四辺形で対角線が等しいので長方形。
  2. 平行四辺形で対角線が垂直なのでひし形。
  3. 4つの角が直角で、4つの辺が等しいので正方形。

問26 同じ長さの棒で屋根を作る

同じ長さの棒AB、ACをつないで三角形の屋根ABCを作りました。頂点Aの角が100°のとき、棒ABと底辺BCが作る内角∠ABCは何度ですか。棒の太さは考えません。

頂点Aで同じ長さの棒ABとACをつないだ屋根。底辺はBC。ABC
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

40°

  1. 棒を線分とみると、AB=ACの二等辺三角形。
  2. 底角は等しいので、∠ABC=(180°−100°)÷2=40°。
  3. 屋根の左下の内角は40°。右下の内角も40°になるよ。

問27 帯の中点を留めると?

長さ10cmの帯ACと16cmの帯BDを、それぞれの中点Oで留めます。帯が一直線にならないよう開き、端を周りの順にA→B→C→D→Aと結びます。できる四角形の種類を、理由とともに説明しましょう。

四角形ABCDの対角線ACとBDがOで交わっている。ABCDO
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

平行四辺形。対角線が互いの中点で交わるから。

  1. AO=CO=5cm、BO=DO=8cm。
  2. 対角線が互いの中点で交わるので、四角形ABCDは平行四辺形。
  3. 開く角度を変えても、中点で留める条件が保たれる間は平行四辺形のままだよ。
  4. 対角線の長さは違うので、この条件では長方形にはならない。

問28 頂点をずらしても面積は?

底辺BCの長さは6cmです。BCに平行で、BCからの距離が4cmの直線上を点Aが動きます。△ABCの面積は何cm²ですか。頂点Aを動かしても変わらない理由も説明しましょう。

底辺BCは6cm。点AはBCから4cm離れた平行線上にあり、別の位置A′へ動かせる。AA′BC6 cm4 cm
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

12cm²。底辺と高さが変わらないので面積も変わらない。

  1. 平行な2直線の間の距離は一定なので、Aを動かしても高さは4cm。
  2. 面積=底辺×高さ÷2=6×4÷2=12cm²。
  3. 底辺BCを固定し、Aが同じ平行線上を動く間は面積が変わらない。

問29 証明からもう1つ発見

AB=ACの△ABCでDはBCの中点です。AB=AC、BD=CD、AD共通から△ABD≡△ACDと証明できました。この合同から、ADとBCの関係を新たに説明しましょう。

ABとACが等しい三角形。底辺BCの中点Dと頂点Aを結んでいる。ABCD
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
答え・考え方:
答え・解説

AD⊥BC。ADは∠BACの二等分線でもある。

  1. 合同な三角形の対応する角より、∠ADB=∠ADC。
  2. B・D・Cは一直線上なので、この2角の和は180°。
  3. 等しい2角の和が180°だから、それぞれ90°。よってAD⊥BC。
  4. さらに対応する角∠BAD=∠CADより、ADは頂角の二等分線でもある。

問30 「平行四辺形」の仮定を外すと?

四角形の対角線が等しく、垂直に交われば、必ず正方形になるでしょうか。反例の図ではAO=3cm、CO=1cm、BO=DO=2cm、AC⊥BDです。この図を使って説明しましょう。

ACとBDはOで垂直に交わる。AOは3cm、COは1cm、BOとDOは2cmずつ。ABCDO3 cm1 cm2 cm2 cm
図は模式図。長さ・角度は問題文の条件で考えよう。
  1. 必ず正方形になる
  2. 必ず正方形になるとはいえない
答え・考え方:
答え・解説

必ず正方形になるとはいえない。図は対角線がともに4cmで垂直だが、正方形ではない。

  1. AC=3+1=4cm、BD=2+2=4cmだから、対角線の長さは等しい。垂直という条件も満たす。
  2. AO≠COなので、対角線は互いの中点で交わっていない。
  3. 正方形は平行四辺形でもあるため、対角線が互いの中点で交わるはず。したがってこの図は正方形ではない。
  4. 問25の「平行四辺形である」という仮定は省けない。