起こりやすさ・印刷用問題集
中1/全24問。問題中の記録は教材用のデータです。計算と理由を紙に書きましょう。ブラウザの印刷機能から印刷またはPDFとして保存できます。
解答も印刷する場合は、末尾の「解答と解説」を開いてから印刷しよう。
001 20回中の8回
袋から玉を1個取り出し、色を記録して戻すことを20回くり返すと、赤が8回出たよ。赤が出た相対度数を求めよう。
002 実験の記録を数えよう
表を○、裏を×としてコイン10回の結果を記録したよ。○ × ○ ○ × × ○ × ○ ○。表の相対度数を求めよう。
003 百分率で言うと?
輪投げを50回行い、18回入ったよ。入った割合を百分率で表そう。
004 3つの向き
ふたを100回投げた記録だよ。「横向き」の相対度数を求めよう。
| 向き | 回数 |
|---|---|
| 表向き | 60 |
| 裏向き | 30 |
| 横向き | 10 |
005 割合から回数へ
200回の実験で、赤が出た相対度数は0.35だったよ。赤は何回出たかな?
006 割合の範囲
相対度数の値としてあり得ないものを選ぼう。
- 0
- 0.25
- 1
- 1.2
007 記録の変化を読む
コインを同じ条件で投げ続けたよ。表の相対度数が落ち着きそうな値を選ぼう。
| 合計回数 | 表の回数 | 相対度数 |
|---|---|---|
| 10 | 8 | 0.8 |
| 50 | 28 | 0.56 |
| 200 | 101 | 0.505 |
| 1000 | 496 | 0.496 |
- 0.8付近
- 0.5付近
- 0付近
008 必ず近づくの?
表と裏が同じくらい出やすいコインで、表の割合が10回では0.5、20回では0.6になったよ。「試す回数を増やすたびに必ず0.5に近づく」は正しいかな?
- 正しい
- 正しくない
009 最初からの割合
最初の20回で表は12回、続く80回で表は39回だったよ。最初から100回までの表の相対度数を求めよう。
010 もう裏が出るはず?
表と裏が同じくらい出やすく、各回の結果が次に影響しないコインで、表が5回続いたよ。「次は必ず裏」と言えるかな?
- 必ず裏になる
- 必ず裏とは言えない
011 200回の見積もり
あるふたを同じ条件で200回投げたら、表向きは116回だったよ。表向きになる確率を、この記録の相対度数で見積もろう。
012 2通りなら半分?
ふたについて「表向きか、表向きでないかの2通りだから、表向きの確率は0.5」と言った人がいるよ。実験で確かめる必要がある理由を説明しよう。
013 回数だけで比べない
同じルールの輪投げで、Aさんは50回中30回、Bさんは100回中40回入ったよ。この記録で入った割合が大きいのはどちら?
- Aさん
- Bさん
- 同じ
014 同じ割合
Aの道具では80回中24回、Bの道具では200回中60回成功したよ。この記録での成功の割合を比べよう。
- Aが大きい
- Bが大きい
- 同じ
015 少ない回数で決めてよい?
同じふたを同じ条件で投げた別々の実験で、A班は10回中8回、B班は1000回中530回が表向きだったよ。どちらの記録を起こりやすさの目安としてより重視する?
- A班の記録
- B班の記録
016 記録を合わせる
同じ条件の実験で、A班は40回中18回、B班は60回中32回が赤だったよ。2班の記録を合わせた赤の相対度数を求めよう。
017 条件が変わった実験
途中でふたの種類を変えた実験の記録を全部合わせて、最初のふたの起こりやすさを見積もってよいかな? 理由も説明しよう。
018 回数が多ければ十分?
学校の全生徒が図書室を利用する傾向を知りたいのに、図書委員だけに何度も聞いて1000件の記録を集めたよ。どんな点を見直したい?
019 貸し出しの見通し
ある遊具の貸し出し500回のうち、青いボールは200回だったよ。同じ利用の傾向が続くとみなすと、次の100回で青いボールが選ばれる回数の目安は?
020 数と言葉で説明
同じ条件でふたを投げたら、500回中310回が表向きだったよ。表向きの起こりやすさについて、割合と判断の限界を入れて説明しよう。
021 出なかったら確率0?
ある色の玉が出るか調べたら、20回では1回も出なかったよ。「この色が出る確率は0」と決めてよい?
- 確率は0と決めてよい
- この記録だけでは決められない
022 実験を計画しよう
自分のふたが表向きになる起こりやすさを調べる計画を書こう。そろえる条件、回数、記録することを入れよう。
023 結論を書き直そう
「1000回中602回が表だった。だから次の100回は必ず60回が表になる。」この説明を、より適切に書き直そう。
024 入口の問いに戻ろう
Aは50回中30回、Bは100回中40回成功したよ。「成功回数の多いBが、次も必ず成功しやすい」と言えるかな? 割合と次の1回について説明しよう。
解答と解説(開くと印刷に含まれるよ)
001 0.4(40%)
赤の回数8を、全体の回数20で割ろう。 8÷20=0.4。これは今回の実験で赤が出た割合だよ。
002 0.6(60%)
○は6個、全体は10個。 6÷10=0.6。次の10回も同じ割合になるとは限らないよ。
003 36%
18÷50=0.36。 0.36×100=36。答えの欄は36、または36%と入力しよう。
004 0.1(10%)
60+30+10=100で、全体の回数を確かめよう。 横向きの10回を全体100回で割ると0.1。
005 70回
赤の回数÷200=0.35。 200×0.35=70。これは今回の記録についての計算だよ。
006 1.2
ある結果の回数は0以上、全体の回数以下だよ。 その回数を全体で割るので、相対度数は0以上1以下。1.2は範囲を超えるね。
007 0.5付近
相対度数は0.8、0.56、0.505、0.496と変わっているね。 この記録では、0.5付近に落ち着く傾向が読み取れるよ。
008 正しくない
10回では0.5と一致していたのに、20回では0.1離れているね。 途中では遠ざかることもある。たくさん試すと0.5付近に落ち着く傾向がある、という意味だよ。
009 0.51
表は12+39=51回、全体は20+80=100回。 51÷100=0.51。途中の80回だけの割合と区別しよう。
010 言えない
各回の結果が次に影響しない条件だよ。 次も表か裏かは決められない。長い目で割合が落ち着くことは、直後に帳尻が合うこととは違うよ。
011 約0.58
116÷200=0.58。 これは確率の見積もり。ふたの確率が正確に0.58と決まったわけではないよ。
012 結果を2つに分けられても、起こりやすさが等しいとは限らない。ふたの形や投げ方も関係するので、同じ条件で多く試し、相対度数の傾向を調べる。
結果の種類の数と、実際の起こりやすさは別だよ。 相対度数がどの値の近くに落ち着くかを確かめよう。
013 Aさん
Aは0.6、Bは0.4。0.6>0.4だからAだよ。 次の1回も必ずAが入れる、とまでは言えないね。
014 同じ
Aは24÷80=0.3、Bは60÷200=0.3。 回数は違っても、今回の成功の割合は等しいよ。道具の本当の成功しやすさまで等しいと断定はできないね。
015 B班の記録
Aは0.8、Bは0.53。10回では1回で割合が0.1変わるけれど、1000回では0.001だよ。 同じ条件で偏りなく試したなら、多数回のBをより重視する。ただし0.53が正確な確率と確定するわけではないよ。
016 0.5
赤は50回、全体は100回。50÷100=0.5。 回数が異なる班の相対度数を、そのまま足して2で割らないようにしよう。
017 そのまま合わせるのは適切ではない。ふたの種類によって起こりやすさが変わる可能性があるので、種類ごとに記録を分けて調べる。
試す物が変わると条件も変わるね。 最初のふたを調べるなら、そのふたを同じ条件で試した記録を使おう。
018 図書委員に対象が偏り、同じ人へのくり返しも含まれている。全生徒の傾向を見るには、対象や期間を決め、図書委員以外も含めて偏りの少ない方法で記録を集めたい。
記録の数が大きくても、対象が偏ると全体の傾向と違う可能性があるよ。 誰を、いつ、どのように調べたかを確認しよう。
019 約40回
200÷500=0.4。100×0.4=40。 100回中40回くらいを見通しの目安にできる。ただし、必ず40回ではないよ。
020 この記録では、表向きの相対度数は310÷500=0.62。表向きになる確率を約0.62と見積もれるが、次に必ず表向きになるとは言えない。
相対度数は0.62。これは今回の結果の割合だね。 同じ条件が続くとして確率の目安に使える。1回の結果を保証するものではないよ。
021 決められない
今回の相対度数は0÷20=0。 少ない回数で出なかっただけかもしれない。これだけでは今後も絶対に出ないとは言えないよ。
022 例:同じふた、同じ投げ方、同じ面で200回試す。表向きの決め方をそろえ、20回・50回・100回・200回までの合計回数と表向きの回数、相対度数を記録し、割合の変化を見る。
途中の結果も残すと、割合の変化が分かるよ。 200回は計画例で、確率が必ず確定する回数ではない。必要なら条件を保ってさらに試そう。
023 表の相対度数は602÷1000=0.602。同じ条件が続くとみなせば、次の100回で表になる回数は約60回が目安になるが、必ず60回とは限らない。
100×0.602=60.2なので、約60回を目安にする。 見積もりを確定した回数のように言わないことが大切だよ。
024 言えない。この記録で成功の割合はAが0.6、Bが0.4なのでAの方が大きい。条件やデータの集め方を確認する必要があり、次の1回の成否は断定できない。
全体の回数をそろえる見方が、回数だけの判断を変えてくれるね。 確率は不確かなことの傾向を表す道具。次の1回を言い当てる道具ではないよ。