問題 01
だれのことを知りたい?
全校生徒600人の通学時間を知るため、全校から無作為に60人を選んで調べたよ。母集団はどれかな?
ヒントを見る
実際に調べた人と、知りたい対象全体を分けよう。
答えと考え方を見る
全校生徒600人。知りたい対象全体が母集団だよ。
- 知りたいのは全校生徒の通学時間。
- 60人は標本、600人全員が母集団だよ。
全36問。名前:______ 日付:______
問題のみ、または解説付きで印刷できるよ。印刷画面からPDFとして保存することもできるよ。
問題 01
全校生徒600人の通学時間を知るため、全校から無作為に60人を選んで調べたよ。母集団はどれかな?
実際に調べた人と、知りたい対象全体を分けよう。
全校生徒600人。知りたい対象全体が母集団だよ。
問題 02
1,200個の電球から無作為に40個を選び、寿命を調べたよ。標本と標本の大きさを、それぞれ答えよう。
標本は「ものの集まり」、大きさは「その個数」だよ。
標本:選んだ40個の電球。標本の大きさ:40。
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。
問題 03
遠足の参加者全員のアレルギーを把握したい。適切なのはどちらかな?
集団の傾向だけ分かれば、目的を達成できるかな?
全数調査。一人ひとりについて確かめる必要があるからだよ。
問題 04
工場で作った乾電池の寿命を、実際に使い切って調べたい。標本調査が役立つ理由を書こう。
調べ終えた乾電池は、売れる状態かな?
全部を使い切ると商品として使えなくなるため、一部を調べて全体の寿命の傾向を推定する。
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。
問題 05
「うちの学校の3年生の読書時間」を調べるとき、母集団はどれかな?
学校と学年の範囲に注目しよう。
この学校の3年生全員。
問題 06
標本調査で「全校の約40%が図書室を週1回以上使う」と推定したよ。「全校のちょうど40%だ」と言ってよいかな?
標本を取り直すと、いつも同じ人が選ばれるかな?
言い切れない。調べていない人がいて、標本によって割合が変わるから。
問題 07
全校生徒の運動時間を知るため、運動部の友だちだけに聞いたよ。どんな問題があるかな?
選ばれる可能性がない生徒はいないかな?
運動部の人に偏り、全校生徒の運動時間を代表しにくい。
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。
問題 08
無作為抽出の説明として、最も適切なのはどれかな?
「なんとなく適当に選ぶ」とは違うよ。
くじや乱数などを使い、選ぶ人の好みを入れず、どの対象にも等しく選ばれる機会をつくること。
問題 09
01〜30の番号から、重複なしで5人を選ぶよ。2桁ずつ 07, 31, 12, 07, 00, 25, 30, 18 の順に乱数を読んだ。選ぶ番号を順に書こう。
01〜30以外と、すでに選んだ番号を飛ばそう。
07、12、25、30、18。
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。
問題 10
180人から無作為に20人を重複なしで選ぶよ。乱数を使う前の準備として適切なのは?
一部の人だけが抽出の候補にならないようにしよう。
180人全員に001〜180の番号を1つずつ付ける。
問題 11
図鑑の最初の10ページだけで、1ページ当たりの写真の枚数を調べたよ。全体を推定する方法として改善点を書こう。
最初のページと途中のページのつくりは同じかな?
目次や導入のページに偏る可能性がある。調べたい本文全体からページ番号を無作為に選ぶ。
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。
問題 12
袋の中の赤球の割合を調べたい。球は色以外の大きさや重さが同じだよ。適切な取り出し方は?
どちらの色も同じように取り出されるようにしよう。
袋をよく混ぜ、中を見ずに取り出す。
問題 13
無作為に10個の球を取り出したら、赤、白、赤、赤、白、白、赤、白、赤、白だったよ。赤球の度数は?
赤の印に1つずつチェックを付けよう。
5個。
問題 14
40個の標本のうち赤球は14個だったよ。赤球の割合は何%かな?
「赤の個数÷標本全体の個数」から求めよう。
35%。
問題 15
標本50人の通学手段を整理したら、徒歩18人、自転車22人、バスは残りだった。バスは何人?
表の度数の合計が、標本の大きさになるよ。
10人。
問題 16
無作為に選んだ5人の通学時間は、12、18、20、15、25分だったよ。平均は何分?
合計を人数で割ろう。
18分。
問題 17
A組から選んだ20人中8人、B組から選んだ30人中9人が「毎日読書する」と答えた。標本での割合が高いのは?
人数そのものではなく、標本全体に対する割合で比べよう。
A組の標本。Aは40%、Bは30%だよ。
問題 18
無作為に選んだ8人の読書日数は、0、2、1、2、3、2、0、2日だった。日数ごとの人数を整理して、標本の特徴を1つ書こう。
同じ日数をまとめよう。人数の合計は8になるかな?
0日:2人、1日:1人、2日:4人、3日:1人。この標本では2日の人が最も多い。
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。
問題 19
全校生徒600人から無作為に60人を選び、全員が回答したよ。そのうち24人が「毎朝朝食を食べる」と答えた。全校ではおよそ何人と推定できる?
標本の割合が全校でもほぼ同じと考えよう。
約240人。
問題 20
袋に同じ大きさの球が800個入っているよ。よく混ぜて無作為に50個取り出すと、青球が15個あった。青球は全体で約何個?
15個を800倍するのではなく、割合を使おう。
約240個。
問題 21
本文が240ページの図鑑で、5ページを無作為に選んで写真を数えたら、6、8、5、9、7枚だった。本文全体の写真は約何枚?
1ページ当たりの平均を、全ページ数に掛けよう。
約1,680枚。
問題 22
1,500人の地域住民から無作為に100人を選び、全員が回答したよ。36%が新しい図書館を希望した。住民全体では約何人?
36%を小数に直してみよう。
約540人。
問題 23
1,200個から無作為に80個を選んだら、印付きが23個あったよ。全体の印付きは約何個?途中では丸めずに計算しよう。
1,200÷80を先に計算してもよいよ。
約345個。
問題 24
3年生120人から無作為に30人を選び、18人が「朝に読書する」と答えた。この結果を全校500人にそのまま当てはめて300人と推定することをどう考える?
抽出の候補になったのは、どの学年だったかな?
適切とはいえない。標本を選んだ母集団は3年生で、1・2年生の傾向は調べていない。3年生についてなら約72人と推定できる。
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。
問題 25
学校のスポーツ好きの割合を調べるよ。運動部だけから200人に聞くA案と、全校の名簿から無作為に80人を選ぶB案。偏りを避ける点で適切なのは?
「何人か」と「どこから選んだか」は別の問題だよ。
B案。人数を増やすだけでは、選び方の偏りは消えない。
問題 26
無作為に選んだ100人のうち、回答したのは40人だけ。そのうち32人が賛成だったよ。「住民の80%が賛成」とそのまま言えるかな?
抽出した100人と、答えた40人を区別しよう。
そのままは言えない。80%は回答者40人の中の割合で、未回答の60人の考えが違う可能性がある。
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。
問題 27
「とても便利な新しい図書室を、ぜひ増やすべきだと思いませんか?」という質問を、誘導を減らすように書き直そう。
特定の答えに誘う形容や、答えにくい言い方を外そう。
例:「図書室を増やすことについて、どう考えますか。賛成・反対・どちらともいえないから選んでください。」
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。
問題 28
同じ袋から20個ずつ無作為に抽出し、各回は全部戻してよく混ぜたよ。赤球の割合が30%、45%、35%になった。これだけで操作ミスといえるかな?
無作為は「毎回、全体と同じ割合」という意味ではないよ。
いえない。無作為に抽出しても、取り出す球の組合せが変わるので割合はばらつく。
問題 29
同じ母集団から無作為に取り出すとき、標本を10個から100個に増やすと、一般に推定値はどうなるかな?
「必ずぴったり」や「毎回より近い」とはいえないよ。
繰り返し調べたときの推定値のばらつきは、小さくなる傾向がある。
問題 30
自由に参加できるネット投票で、回答者の90%がある商品を好きと答えた。「全国民の90%が好き」と発表することの問題点を書こう。
参加する人を決めているのは、くじかな、本人かな?
参加者が商品に関心のある人などに偏る可能性があり、全国民から無作為に選んだ標本ではない。
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。
問題 31
全校生徒の「平日の家庭学習時間」を知りたい。母集団、質問の期間、抽出方法、整理方法を含めて調査計画を書こう。
「昨日」と「いつも」が混ざらないよう、時間の意味をそろえよう。
例:全校生徒を母集団とし、名簿に番号を付けて無作為に60人を選ぶ。「先週の月〜金の家庭学習時間の1日平均」を全員に同じ聞き方で尋ね、平均や分布を整理して全校の傾向を推定する。未回答数も記録する。
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。
問題 32
「抽出実験」のページで標本の大きさを20個にして1回取り出そう。赤球の個数、赤球の割合、全体200個での推定個数を記録しよう。
抽出実験を開く →(実験後、この問題に戻って説明しよう)
取り出した番号は重複していないかな?
実験ごとに答えは変わるよ。赤球がr個なら、割合はr÷20×100%、全体の推定は200×r÷20=10r個。
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。
問題 33
「抽出実験」で、標本20個と80個をそれぞれ10回ずつ抽出し、結果を比較しよう。何が分かり、何までは言えないかな?
抽出実験を開く →(実験後、この問題に戻って説明しよう)
1回の近さではなく、各10回の散らばりを比べよう。
例:80個の方が推定割合のばらつきが小さい傾向が見られる。ただし10回だけでは逆になる場合もあり、80個なら毎回必ず正確とはいえない。
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。
問題 34
600人から無作為に60人を選び全員が回答したよ。放課後に図書室を使いたい人は21人。全校の希望者は約何人と推定できる?
21÷60の割合を全校に広げよう。
約210人。
問題 35
前の調査では図書室を使いたい人を約210人と推定した。席を210席用意すれば必ず足りる、といえるかな?理由と追加で知りたいことを書こう。
「希望する人数」と「同時に使う人数」は同じかな?
必ず足りるとはいえない。210人は推定値で、全員が同時に来るとも限らない。利用したい曜日や時間帯、同時利用の人数などを追加で調べたい。
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。
問題 36
「一部を調べただけで、全体のことが分かるの?」に、標本の選び方、推定の方法、限界を含めて答えよう。
「できること」と「言い切れないこと」を両方書こう。
全体から無作為に標本を選び、標本の割合や平均を手がかりに全体の傾向を推定できる。ただし偶然のばらつきや未回答の偏りがあり、全体について確定的には言い切れない。
ことばが同じでなくても、次のポイントを説明できていれば大丈夫だよ。